7月18日

「がぁーー。でも50バスは逃がす訳にはいかん。ラインは20ポンド、絶対に切れへん。無理矢理引っ張ってまえぇー」
そう思いながらロッド(釣り竿)をおもっきりあおりながらリールをまいた。
「おらぁー、出て来いぃー」
バスは絡んだ木の枝を縫うように出てきた。そしてあまり抵抗することなくボートきわま
でよってきたので、そのまま抜き上げた。
「ヨッシャ。50いった」
ウエイトは、なんと1600g。
「勝った」僕は確信した。
そしてそのバスと1150gのバスを入れ替えた時ある異変に気付く。


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